犬猫たちは体調に変化があっても、言葉で訴えることができません。さらに体調不良を隠す習性があり、ご家族でさえその変化に気づくことは難しいのです。
皮膚病など見た目に分かりやすい病気とは対照的に、腎臓病、肝臓病、心臓病、甲状腺機能疾患、膀胱炎、口内炎などは見た目には気づき難い病気です。そのため、食欲が低下してきた、よく吐く、痩せてきたなど、かなり病状が進行してからご来院されるケースが大半です。
できる限り初期に病気を発見するには健康診断が必須です。
しかし健康診断で、身体検査、血液検査、尿検査、便検査、レントゲン検査、エコー検査など多くの検査をするにはお預かりが必要になります。
この「犬猫の健康診断（予約不要）」では、できる限りストレスを軽減するために、長時間お預かりすることなく
診察室内で身体検査と血液検査のみさせていただきます。
重度の怖がりの子や、攻撃性の高い子、お預かりを希望されない場合にはこちらの健診をお勧めします。
特に猫の死亡原因でガンに次いで多い腎臓病を見逃さないため、全てのコースで腎臓の検査を取り入れています。
成犬、成猫では1年に1回、7～8歳からは1年に2回以上の検査が推奨されます。